材料を切って煮るだけのお手軽レシピ。野菜がたっぷり入った栄養満点のスープです。
調理レベル ★★★☆☆ 玉ねぎを切る時に目がしみる
栄養士おすすめレベル ★★★★★ 食物繊維豊富な野菜がたっぷり入った栄養満点レシピです。便秘でお悩みの方、腸内環境を整えたい方、生活習慣病の予防をしたい方など、幅広い方におすすめです
ダイエットレベル ★★★★★ 野菜や海藻類はダイエットの味方!
材料 4人分
ごぼう…1本(150g)
玉ねぎ…1個(200g)
水…1と1/2カップ(500㏄)
乾燥わかめ…160g
◎鶏がらスープの素…小さじ2(12g)
◎塩…小さじ1/3(2g)
お好みで仕上げに
☆こしょう…適量
☆ごま油またはラー油…適量
☆すりごま…適量
☆青ネギ…適量
*寒い時期はおろししょうがを加えても。
作り方


ごぼうの皮の部分には特に食物繊維やポリフェノールがたっぷり含まれているので、水で綺麗に洗ってそのまま皮ごと使います。土付きの場合は、流水で流しながらアルミホイルでこすって表面の皮をきれいにしてください。



ポイント
・こちらのスープ、何人分のレシピにするか迷ったんですが、材料が余らないようにごぼう1本&玉ねぎ使い切りのレシピにしてみました。1人暮らしの方は半分量や1人分で作って、余ったごぼうは茹でてマヨネーズ、醤油でサラダに、玉ねぎは切って冷凍しておいてカレーを作る時に使っても。他にも、余ったごぼうと玉ねぎを麺つゆで煮て卵でとじるのもおすすめです。
・たっぷり作っておいて味を変えて楽しみたい方は、キムチを加えてピリ辛にしたり、カレー粉やカレールウを少量加えてカレー風味にしても。我が家では、余った1人分は豆腐ともやし、味噌を加えて味噌汁としていただきました。豚肉や鶏を加えて味噌味で仕上げて豚汁風にしても(゚д゚)ウマーですよ。
意外と多い、間違った便秘解消法
ごぼうやわかめ、芋類などは食物繊維が豊富で便秘改善に役立つ!はずやのに、「さつまいもを食べたら便秘がひどくなった」という方がおられます。ごぼうなどに多く含まれる不溶性食物繊維は便のかさを増やすので、便秘の状態で摂るとより便が大きくなり、便秘を悪化させてしまうこともあるんです。なので、便秘になったらまずは水分をこまめに摂るなどして便を出してしまう、そこから適量の食物繊維(摂りすぎ注意)と水分で腸を整える、という流れがおすすめ。ちなみに、便秘改善には腸内のことだけでなくお尻の筋肉をつける(お尻の穴を引き締めたり緩めたりする運動など)、トイレに行きたくなったらできるだけ我慢をしない、というのも大事です。とはいえ、体質などの他、さまざまな原因があるのでひどい方やなかなか改善されない方は一度病院で診てもらってみてくださいね。
献立ポイント
・献立提案
これだけで野菜がたっぷり摂れるので、メインにお肉や魚、豆腐料理などをプラスしてください。よりバランスよく食べたい!という方は、緑黄色野菜が入っていないので、トマト、ほうれん草、ピーマン、にんじん、青ネギ、ニラなどを使った副菜をプラスされると更にバランスGOODに。メインをピーマンの肉詰め、厚揚げとほうれん草の炒め物、ブロッコリーと卵の炒め物などにするのもおすすめです。おすすめレシピを紹介しておきまーす▼材料費 4人分
ごぼう 130円
玉ねぎ 50円
わかめ 150円
調味料等 約40円
合計約370円
↑たっぷり作れて400円以下!具沢山スープが1人100円以下は嬉しい
おまけ
GW真っ最中に「絶品おにぎり」や「レンジ1つで作れるメイン料理!」とかでもない、胃の調子を整えるスープの紹介ですみません。とにかく最近は、小学校1年生にあがったチビコロのランドセルチェック(忘れもんがないかとか親の提出物を出し忘れてないか確認)、春休み中のお弁当作り(やっと終わった…)、新年度の仕事のバタバタで、バタバタバタバタしており、普段我が家で時々作るスープを計量してみることにしました。おそらく作った人は、「これスープなん?」「煮物ちゃうの?(笑)」と思うくらい具沢山やと思うんですが、塩分の摂りすぎは高血圧などいろんな病気の原因になりやすいので、我が家では減塩のために汁の量は極力減らすようにしています。(味噌汁も同様。)「ここまでしんでいいやん。」と思う方、「ちゃんとスープとして飲みたい!」という方は、もちろんスープの量を増やしてもらってOKです!これからも皆さんが健康になれるようなレシピをドシドシ掲載していくのでどうぞよろしくお願いします。
みんなが健康で幸せな日々を過ごせますように
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